無料-
出会い-
花-
キャッシング
「第5回ウランガラス展」報告(@渋谷電力館)
2006年1月5日(木) から〜10日(火)まで、東京・渋谷の電力館で、第5回ウランガラス展が開催されました。同好会会員が持ち寄った美しいウランガラスの数々(総数300点)が展示され、6日間で総数1,300名の来場者がありました。
今回は「ウランガラスと、その仲間達」というタイトルで、ウランガラス以外の蛍光を出す品々も、ウランガラスと共に、併せて展示しました。
その他、蛍光に関する科学実験や、ウランガラス無料鑑定、人形峠から「妖精の森ガラス」の美術品やUGジュエリー、1840年の最古のUGなどが展示されました。また、同好会会員出品の処分品、米国製の新作UGやチェコ製UGビーズアクセサリーも展示販売されました。
以下、展示台を順に見ていきましょう。
まずは、渋谷・公園通りを歩いて行くと見える立派な電力館の前景。
明治神宮の初詣の帰り、という方も多かったようです。 |
|
第5回ウランガラス展の会場風景 |
|
1800年代のウランガラス。
ボヘミア(チェコ)や英国のものです。 |
|
同上 |
|
1900年代初頭のもの。 |
|
ウランガラスではありませんが、第13代今泉今右衛門が、酸化ウランを用いて、グレーの色調で全体を覆うという、『薄墨』を発案し、この独創的な仕事が評価されて人間国宝に認定された、とのことです。
(水戸のMH会員の出品)
|
|
ウランガラス以外にも蛍光を出すガラスは色々あります。
青色、黄色、紫色などの蛍光を出すガラスが展示されました。
北海道のS会員、河本会員などからの出品。
一番右側のオレンジの壷は、ウラン釉薬のドイツ製の陶器の花瓶。 |
|
プラズマ放電によるUG蛍光実験
特に子供達に人気の番組で、今回は2日間にわたって実演。
|
|
ワイングラスを、真空に引いたガラス瓶に入れ、テスラコイルによる高周波・高電圧を流すと、紫色のプラズマ放電がおきて、UGがプラズマにより緑色の蛍光を出します。
実験者はN会員。 |
|
岡山県・人形峠(旧上斎原村)で製作された国産ウランガラス(戦後)の美術品で、「妖精の森ガラス」と命名されています。
白色レースの皿、半球状の花瓶、薄手のワイングラスなどの6点が出品されました。 |
|
同上、紫外線で照射したもの。 |
|
稲田浩さんの工房「ジュエリー・アート」試作の、人形峠産のウランガラス(妖精の森ガラス)を使ったジュエリーです。
下記HPは代理人の方が製作。http://www.ea.ejnet.ne.jp/inada/ |
|
上部の銀の蓋に「1840年」の刻印がある緑色UGのミルクピッチャー(高さ15cm位)。金と銀で彩色されている。
記録に残る範囲では最も古いUGとのこと。
苫米地会長の出品。 |
|
大正の終わりから昭和の初めに製造された日本製のウランガラス。
右下は河本会員の著書「週末の和ガラス」。 |
|
フランスの有名なガラスメーカーのバカラ社のボウル。バカラは150年前にUG製造を始め、これは1900年頃のもの。
緑色のUGに、赤いガラスを被せて、切子細工を施し、金で彩色したもの。緑の部分にも細かい模様が彫られていて大変手が込んだ作品。直径15cm程度。
当HP管理人の出品(手前味噌ですみません)。 |
|
高岡市の新森会員が製作されたUGの観音菩薩像。高さ10cm程度。
写真のような黄色透明のものと、つや消しのものと2点が出品されました。各7500円。 |
|
右上は、UGのビー玉をはめ込んだ電気スタンド。M会員の作品。
下記「アトムレンズ」(放射能レンズ)は、トリウムを含有するレンズで、ウランガラスではありませんが、強い紫外線で弱い緑色蛍光を出します。伊藤会員の出品。
|
|
これは「北投石」(ほくとうせき)という貴重な石で、日本の玉川温泉で発見されたものです。
温泉水の飛沫から水分が蒸発して、ラジウム塩が沈殿して、なんと石が数十年でできるということで、難病に効くとのことから、今や金と同じ値段で取引されるそうです。
I会員からお借りしたもの。 |
|
最終日の懇親会は7名参加。写真を撮るのを忘れた・・・
ウランガラス同好会TOPPAGEへ戻る
[PR]動画