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ウランガラス=(UO2)2+含有ガラスの蛍光
ウランガラス、つまり、(UO2)2+ (ウラニルイオン)含有ガラスは、一般に緑色ないし黄緑色の蛍光を発するが,(UO4)2-や(U207)2-のようなウラネートイオンの状態で含まれるガラスは蛍光を発しない。これは(UO2)2+が周囲のイオンや分子の影響から遮断される結果と思われている。
したがって,ウラニルイオンの生成を増加するようなガラス組成の変化は蛍光を増し、たとえば、NWF
(ガラスネットワーク構造体)では(PO4) 3-や(BO3)3-は(SiO4)4-や(BO4)5-に比べ負電荷が少ないため,蛍光の発生を妨げず、ことにP205を多く含むガラスで蛍光が著しく,NWM(ガラスネットワークの性質を変化させる添加剤)では、アルカリやアルカリ土頼の増加は、ウラニウムをウラニルイオンの状態からウラネートイオンの状態にして蛍光を弱くし,アルカリ同士ではイオン半径の大きなアルカリは,イオン半径の小さなアルカリに比べて蛍光が強く,NWFのNWMに対する割合の多いガラスほど蛍光が強い。(UO2)2+含有ガラスの蛍光のスペクトル曲線の一例を図に示す。
また(UO2)2+含有ガラスの蛍光は、ガラス中の微量水分の影響を強くうけるといわれている。
・・・以上「ガラスハンドブック」23.6節より引用。
UO2 1%含有,Na2O 25%,CaO 7%.SiO2 68%ガラスのR20,RO置換の影響
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